コロナでKTV嬢の生活が苦しいは本当か?

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KTV嬢の彼女がいるので、彼女のKTV友達の状況など色々話を聞いています。
一方で、日本人駐在員でKTVの女の子の財布事情をよく知らない人達は、「いまがチャンスだ、カラオケ嬢はコロナで仕事が出来なくて生活に困っている。普段持ち帰れない女の子も今なら持ち帰れるチャンスだ」なんて発言を真面目にしたりしています。
今回の記事では、コロナ騒動で仕事ができない間、KTV嬢はどうやって生活していたのか、私の知っている範囲で書きたいと思います。

そもそもカラオケ嬢はどれくらいの給与なのか

これは、少し前に記事にまとめているので、こちらをご確認ください。
人にもよりますが、2万元以上(32万円)は稼いでいます。

http://biztrip.tokyo/?p=133

どのくらいの期間、給与がなかったのか

1月28日くらいから営業が停止され、途中で断続的に営業再開もありましたが、2月と3月はほぼ全面的に休んだと思ってよいと思います。
4月からは徐々に営業再開していました。
ですので、2月3月はほぼ収入ゼロ、4月はちゃんと出勤していたら半分くらいの収入だったのではないでしょうか。
つまり、ひと月2万元として、合計5万元程度の収入がなかったと言えます。

毎月の生活費はいくらくらいなのか

こちらも先ほどの記事にまとめていますが、家賃は4000元程度、光熱費・ネット・食費で3000元として、最低7000元
1万元あれば、彼女たちの生活は普通に営めます。

金は足りたのか・足りてないのか

金は足りていた、と言えると思います。
嬢は残念ながら彼氏がいる嬢がほとんどです。金目的で日本人駐在員と付き合っているか、普通に中国人と付き合っているもしくは結婚している、中には子供までいるような嬢で70%以上占められています(彼女談)

日本人駐在員と付き合っている彼女は、生活費は男からいくらでも引き出せますから何も困っていません。
ちょっと贅沢できなくなっただけで、仕事もしないでいいから駐在員の彼氏の家でゴロゴロしていたり、実家に帰ったりしていました。

中国人と付き合っている・結婚している嬢は、正確な情報を持ち合わせていませんが、普段から2万元以上稼いでいるので、敢えて無理して働く必要もなかった状況と思います。

彼氏がいない嬢は、たまたま別れたりして一時的に彼氏がいない嬢と、元々モテなくて彼氏がいない嬢とに分かれると思いますが、
一時的に彼氏がいない嬢は、彼氏がいる時期にしっかりとお金を引き出して貯めこんでいるので、影響ないと思います。

逆にいつもモテない嬢はお金に苦しかっただろうと思います。
でも、こういう子は普段からモテないので、コロナで金がないから今がチャンス!には該当しないと思います。

4月は女の子の出勤率が低かった

お金に困っていたらガツガツ仕事に来ると思いますが、4月は営業再開しても全然女の子が集まらずに、老板やママがWeChatで「出勤しなさい!」と呼びかけないといけない状態でした。
今日出勤しないと、もう二度と出勤させない、という脅しも出ていました。
こんなことからも、女の子はそんな無理して出勤しないと生活ができないほどの状態ではない、と言えると思います。

駐在員サラリーマンよりお金持ってます

起業家、オーナーならまだしもですが、駐在員サラリーマンよりはお金持っている嬢が多いですよ。
普通に上海にマンション2部屋持っていたり、車乗り回していたり。
特に2010年ころからKTV嬢をやっているような子は、昔羽振りが良かった日本人からいっぱい貢いでもらってますから。

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